治山工事とは、簡単にいうと山崩れなどが起きる可能性がある山の斜面を整備する工事のことを言います。
自然災害の多い日本では、治山工事は生活するうえでなくてはならない事業と言えます。
山の急斜面などの人が近づくと危険な地形でも、ドローン測量によって安全、かつ迅速に測量可能です。
高いところから広範囲に測量できるので、完成図のイメージもしやすくなります。
3Dで測量を行った実際の地形と工事完成図との差を計算し、工事が必要な範囲を正確に算出します。
ここでもICT技術を活用することで安全に、人件費削減・作業時間の削減を行います。
施工の工程でもICTが活躍。
従来の方法では、施工と作業範囲の検測を繰り返し繰り返し行うことで少しずつ作業を進めていました。しかし3Dデータを用いたICTを導入することで効率的かつ短期間で施工完了まで進むことができます。
渓間（けいかん）工事とは、荒廃した渓流の復旧や荒廃の未然防止のため、渓流の安定をはかるための工事。
例えば、コンクリートや石、間伐材などを使って小規模ダムを造り、渓流の勾配を穏やかにして浸食を防いだり、土石流による渓流の荒廃を防止することで下流への土砂流出を抑止しています。
山腹（さんぷく）工事とは、自然災害によって崩れた山の斜面の森林を復旧させ、また落石などを防止するための工事です。
柵や壁を設置し、土が流れ出さないよう草木を植えて山を安定させることが目的です。
林道工事とは、その名の通り道を整備する工事です。
台風・地震などの自然災害によって被災した道を復旧する災害復旧工事・道を新たにつくる新設工事、道の性能を改善する改善工事など種類はさまざまです。
地震や台風、豪雨などの自然災害は避けては通れないもの。崩壊した山の斜面を放置すると土砂崩れの原因になる恐れがあります。
そのような二次災害を未然に防ぐため、治山工事は予防的に行うことが大半です。協成建設は、地域の皆様の普段の生活を守るため、常に社会の100歩先の未来を進んでいます。
これからも、この先もその姿勢は変わることはありません。
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